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みんな大好き焼いものヒミツ! 意外な分野から注目!?糖度46度!?香港で人気!?「♪い~しや~きいもぉ~」の前は・・・!!!

みんな大好き焼いも!
最近の焼いもは大きく3つのジャンルに分けられるそうで

昔ながらの素朴な味わい ほくほく系
水分が多く滑らかな食感 しっとり系
粘りのある食感と濃厚な甘み ねっとり系
 今人気なのがねっとり系だそうです。

 

目次

 

意外な分野からも注目!?サツマイモの成長力に注目したプロジェクトとは

実は今、意外な分野からも期待が寄せられていて、その栽培が検討されているそうなんです。
サツマイモの成長力に注目したプロジェクト
それは
宇宙でのサツマイモ栽培

なんで宇宙でサツマイモ?

現在の宇宙技術では地球と火星を往復するとしたら1年半近くもかかる。
そんな長期間の食料を積んでいくのは量の面でもコストの面でもかさんでしまうから宇宙船や火星で植物を栽培して自給自足できないかなっていう研究を進めているらしい。
そこでその候補として選ばれたのが、どんな環境でも育てやすいサツマイモ。

火星で焼いもを食う、そんな時代がくるってことか!?

さらにサツマイモには食料としてだけではなくエネルギー問題の救世主としても注目されている。
いも焼酎の製造工程で生じる芋くずと焼酎かすを発行させてバイオガスを生成。
そのバイオガスを動力に1日約2400世帯分の電気を発電し電力会社に販売している会社も!
その会社のサツマイモ発電による昨年度の売上は約2億5500万円!!!

サツマイモ すげえええええ!!!

国が開発を進めるサツマイモ!

国内の品種は90以上。
そのほとんどを国が開発しているらしい。
野菜全般の中で国が率先して品種改良しているのはサツマイモくらいなものだって。

何で国はそんなにサツマイモに力を入れているのか?

 

異常気象に強いサツマイモは江戸時代の飢きんだったり戦中戦後の食糧難だったり、これまで何度も国を救ってきた作物だったってこともあるし、いま日本のサツマイモは海外での人気もどんどん上がっているからその国際競争力を高めたいっていうのもあるんじゃないかなとのこと。

 

そんなサツマイモの新品種開発には莫大な時間とお金かかるんだとか。
サツマイモの花を交配させてとれた種はその成長過程で7年かけて厳選
そこからさらに安定して栽培できるかどうかの実地試験を3年
トータルで10年物歳月が必要。

研究費・設備費もろもろあわせると1年間に1億
品種改良に10年かかるとすると10億円!!

ひゃ~ こりゃたしかに時間的にもお金的にも国がやらなきゃダメじゃ~

ひと工夫で糖度約46度!!!

サツマイモの意外と知らない秘密
とれたてより寝かせたほうが甘い!

いったいどういうことじゃろ?


新じゃがってよく聞くけど、新サツマイモってあまり言わないですよね。
収穫後じっくり寝かせて熟成させたものが凄く甘くておいしいサツマイモになる。

そう、サツマイモの美味しさの秘密 それは熟成


収穫後じっくり寝かせる間にデンプンが糖に変化し甘くなる。 
例えば収穫時糖度8度だった「べにはるか」
熟成後に焼いもにすると約46度に!

すげえええ!!!
完熟バナナでも糖度20度ちょっとって聞くぞ!
こりゃ相当な甘さじゃ!
サツマイモは温度に超敏感。
10℃以下だと腐りやすく、18℃以上だと目が出る。
貯蔵するには13℃から15℃を保たなければいけないそうです。

なのでこれまでは収穫後 天然の蔵にいれたり畑に穴を掘り藁をかけて保管する方法がとられていたらしい。でも環境によっては適温に保てなかったり収穫の時にできた傷口から腐敗してしまうなどの問題もあって、かつては保存がきくのは半年が限界とも・・・

しかし最近の貯蔵庫はコンピューター制御!
温度管理もバッチリ!
サツマイモの長期保存が可能に!

長年の悩み 収穫時の傷口にも画期的な対応策が!

そしてサツマイモの長年の大敵とされてきた収穫時の傷口にも画期的な対応策が!

それは
とれたてのサツマイモにキュアリング処理を行う!!!
温度を約90℃、湿度約90%これでだいたい3日間ぐらい寝かすと収穫時にできた傷を修復するという効果があるんだとか。

えぇ~!どういうこと!?


キュアリングを行うことでサツマイモの皮の下に病原菌などが入るのを防ぐコルク層というものが作られ表面の傷が自然治癒するらしいです。

傷口にかさぶたができるようなもんか!

香港で日本のサツマイモが大人気!その秘密とは・・・!!

香港でも数年前から日本のサツマイモが大人気!
しかも、それは日本では売り物にならないとされていた小さなサツマイモ。

えぇ~!なんで香港じゃ小さいのがそんなにウケたんじゃ?


香港では蒸したサツマイモが家庭でお馴染みのおやつで、みんな家庭用の炊飯器で作っているらしい。
だから家庭用炊飯器に入るぐらい小さいほうが人気なのだそう。
日本では廃棄される小さなサツマイモでも香港ではちょうどいい大きさと大人気に!
加えて日本のサツマイモは甘くておいしいって評判らしい。

みんな大好き焼いも 日本ではいつごろからあった?

いろんな説があるらしいが、だいたい江戸後期の1800年の初頭とみられている
浮世絵にも焼芋って描かれてある浮世絵もある。
江戸時代から焼きいもは非常に人気があったんだって。

200年以上前から大ヒット商品だったんか~

江戸時代 焼いもは「十三里」として売られていた!?

なんで焼いもが「十三里」なんじゃ?


当時焼いもの強力なライバルとして人気を誇っていたのが焼き栗


どっちも秋の味覚ですよね!
どうしても「栗よりこっちのほうがうまい」ということをアピールしたい。
そんなことから栗よりうまいということで

栗を九里
より四里
で十三里

ダジャレです。


里というのは距離の単位で一里が約4km。
当時は川越がサツマイモの産地として有名でザックリ言って江戸から十三里に位置していた。
これもかかっている。
そう考えると相当クオリティーの高いダジャレですよね。


なるほど!江戸っ子はシャレが好きなんじゃの~

1950年ごろは「♪い~しや~きいもぉ~」ではなかった!?

時は昭和。
戦後になると焼いもは店舗販売から移動販売が主流に!
♪い~しや~きいもぉ~
のフレーズでお馴染みの移動販売。
しかし移動販売が始まった1950年ごろはこの歌ではなくて焼いも屋さんは「チリンチリン」と鈴を鳴らしてきていたんだって。ただある理由で鈴から歌へ切り替わっていったと言われているそうで。

何で変わったんじゃ?


当時はゴミ収集車も「チリンチリン」と鈴を鳴らしてきてたらしく紛らわしかったんですよね非常に。

なるほど~!


今ではハモリのきいたゴスペル風やトランスミックスの
♪い~しや~きいもぉ~
もある模様。


ー「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」2020/11/30放送分よりー


以上、焼いものヒミツでした。

これまでお付き合いいただきありがとうございました m__m