日本の城に降りかかった3つの試練とは？4万から12へ！

城は戦いの砦。
かつて日本各地に約4万もの城があったという。
だが3つの試練が城に降りかかる。

一国一城令

徳川幕府の一国一条例により白の数が75にまで激減。

廃城令

明治政府の廃城令により城は60にまで減った。
その後、崩壊や取り壊しなどがあったが、昭和初期にはまだ20の城があった。

ところが3つ目の試練が降りかかる。

空襲

太平洋戦争。アメリカ軍の空襲により貴重な天守が炎上。
昭和20年（1945）5月14日　名古屋城　炎上
昭和20年（1945）8月6日　原爆により広島城　倒壊

数々の試練を乗り越えて残った城の数はわずか12。
それは奇跡の天守。

姫路城（世界遺産　国宝）
世界遺産。白く輝く巨大な砦。姫路城。

彦根城（国宝）
小ぶりではあるが華やかさと威厳を併せ持つ。彦根城。

松本城（国宝）
左右対称の美しさ。黒い城としても知られる。松本城。

犬山城（国宝）
室町時代の建築様式を残す。犬山城。

松江城（国宝）
古武士のような風格。松江城。

備中松山城
雲海に浮かぶ天空の城。備中松山城。

弘前城
北の砦。桜の名所としても名高い。弘前城。

丸岡城
白木の作りに石瓦の屋根。北陸の要塞。丸岡城。

丸亀城
高さ60ｍ以上。石垣の城。丸亀城。

松山城
美しき連立式天守。伊予松山城。

宇和島城
平和の時代の城。宇和島城。

高知城
坂本龍馬も仰ぎ見た高知城。


「歴史ミステリー日本の城見聞録現存12天守スペシャル」2021/01/06放送分より