ゼリーってフタまでパンパンに入ってますよね。あれってなんでなんですかね?
スーパーやコンビニでゼリーを買ったり見かけたことありますよね。
思い出してください。
めっちゃパンパンじゃないですか。
今回は、ゼリーがなぜ隙間なくパンパンに入っているのかについてです。
なぜ、ゼリーはフタまでパンパンに入っているのか?それは・・・
プルンプルンを守るため。
専門家
「ゼリーをパンパンに詰め込むのは、実はプルンプルンの食感を守るためなんです。ゼリーは運搬時に衝撃が加わると食感が崩れてしまうんですが、パンパンに詰め込むことで崩れるリスクが減らせるんです。」
いったいどういうことなのでしょうか。
専門家
「振動はゼリーにとって天敵です。パンパンに詰めることで衝撃からゼリーを守っているんです。」
「ちなみにパンパンに詰めるというのは製造面でもとても重要なんです。」
まず、フルーツが入ったカップにゼリー液をパンパンまで入れ空気が入らないようにふたをします。
つづいてフタをしたままおよそ85度の蒸気で熱し30分かけてゼリーを殺菌します。
ゼリー工場の人
「この熱殺菌をするときにゼリーの容器に空気が入っていると熱を加えたときに膨張して破損につながるんです。」
熱を加えると空気が膨張して体積が増えるためケースが破損してしまうのです。
「そのため空気が入らないようにパンパンまで液を充填しているんです。」
ゼリーは空気に触れることがないため賞味期限を遅くできるそうです。
ところで同じような容器でもプリンには隙間がありますよね。
専門家
「プリンの原材料である卵も牛乳も長期保存に向いた食材ではないのでゼリーのように長持ちに力を注ぐ必要がないんですね。」
店頭に並んでいるプリンとゼリーを並べてみると確かにプリンの賞味期限の方が早くなっています。
「一般的にプリンはゼリーよりも固いものが多いので隙間があっても崩れません。」
ということでゼリーがフタまでパンパンに入っているのは プルンプルンを守るため でした。
『チコちゃんに叱られる!▽ゼリーの秘密』より
ここまでお付き合いいただきありがとうございます m__m