なぜコンセントの穴は2つなのか ご存知ですか? まさかの穴の大きさに違いが!!!
コンセントの穴が2つなのはなぜ。
それは・・・
入り口と出口が必要だから。
専門家
「コンセントの穴が2つなのは入り口と出口が必要だからなんです。」
コンセントの右と左どちらが入り口でどちらが出口なのでしょうか。
「コンセントの電気は交流という電気が使われています。+(プラス)と-(マイナス)で行ったり来たりする電気なんですがコンセントに流れる電気は右の穴から入って左の穴へ出た後、左の穴から入って右の穴へ出るというのを交互に繰り返しています。」
「つまり右の穴と左の穴どちらも入り口でどちらも出口ということです。」
このように電気は入り口と出口がないと流れません。
さらに水が高い所から低い所へ流れるように電気も電圧が高い所から低い所へ流れれる性質があります。
「導線を電圧の高い+にだけ付けても電球は光りません。これは電気が流れていないからです。でも電圧の低い-にもつなげると電気が+から入ってきてマイナスに出ていく。この流れができたからです。」
「コンセントの場合、右の穴の電圧は常に+と-に行ったり来たりしています。一方左の穴の電圧は常に『0』なので右の穴が+の時は右から左へ、右の穴が-の時は左から右へと電気が流れるんです。」
コンセントは右の穴の電圧が常に入れ代わり電気が右から左へ、左から右へと交互に流れます。
その電気の流れを生み出すために穴が2つなのです。
「実はコンセントは左右で違いがあるんです。」
コンセントをよく見てみると
左の方が大きい
「ちゃんと向きを合わせたほうがより性能を発揮するものがあるので、さすときに間違わないようにコンセントの左側の穴が大きくなっているんです。」
どんなものがあるんですか。
「オーディオ機器などです。」
一部のオーディオ機器にはコンセントにさすプラグに目印が付いています。
目印はメーカーによって様々。
コンセントにさすときは目印の方を左側にした方が音が良くなるといいます。
ということでコンセントの穴が2つなのは 入口と出口が必要だから でした。
『チコちゃんに叱られる! ▽コンセントの謎』より
ここまでお付き合いいただきありがとうございます m__m