はてなブログProへの道

ゆくゆくはProへ昇格したいと思っておりますが、いつになることやら、、、

“かゆみ” って何だと思いますか?

“かゆい” ってなに?

それは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

体に良くないものがついたサイン。

 

 

 

 

専門家
「かゆいって何だと思いますか?」
調査員
「色々調べたんですけど、かゆいっていうのは軽い痛みって書いてあったんですが・・・」
専門家
「それは情報がアップデートできていませんね。」
「人類が誕生してから約700万年もの間、人々はかゆみが何なのか考えてこなかったんです。」
「実はかゆみの研究がされるようになったのは1950年頃。その頃からおよそ50年ぐらいは『かゆみ=軽い痛み』と考えられていたのですが、1997年にそれが間違いだったということがハッキリわかったんです。」

 

それまでかゆみを感じる神経はないとされ、痛点にある痛みの神経が感じる弱い痛みがかゆみであると考えられていました。
「痛みは皮膚だけではなく体の臓器が傷ついても痛みを感じます。でも、かゆみは体内の臓器では感じません。胃が痛いっていうことはあっても胃がかゆいっていうことはないですよね。」

 

ではかゆみとは一体何なのでしょうか。
かゆみは体を異物から守る防衛反応であり警告反応でもあったんです。
例えば服を着て背中がかゆくなるのはかぶれたからではなく皮膚にかぶれなどを起こす太くてかたい繊維などがついたよという警告のサイン。
虫に刺されてかゆくなるのは虫が刺して体内に入った毒でかゆくなっていると思いがちですが、実は毒がかゆくしているのではなく、毒のせいでこれから炎症が起きますよと体が出している警告のサインだというのです。

 

「そしてかゆみは痛みを感じる痛点ではなく、かゆみを感じる痒点(ようてん)の真下にある、かゆみを伝える神経を通って脳に伝わっていることが約25年前にわかったんです。」
皮膚にかぶれを起こす異物がついたり虫に刺されたりすると、その場所に近い肥満細胞と呼ばれる細胞からヒスタミンというかゆみ物質が分泌されます。
これがかゆみの神経を通じて脳に伝わり、異常が起きている場所にかゆみという症状で我々に知らせていたのです。

 

専門家
「ちなみにかゆくなったらどうしますか?」
調査員
「もちろんかきます。」
専門家
「じゃあ、なぜかくんですか?」
調査員
「え?」

 

かゆいと無意識に行う “かく” という行為。みなさん、なぜかくのですか?
「実は最新の研究で痛みの神経がかゆみの神経を押さえることが科学的に明らかにされたんです。」
かゆいところをかくと、近くの痛みを感じる神経も同時に刺激され、GABAやグリシンという物質が分泌されます。これがかゆみを伝える神経の働きを抑えるのでかゆみが収まります。
つまり、私たちは痛みを与えることでかゆみを抑えているのです。

 

ということでかゆみは 体に良くないものがついたサイン でした。

 

チコちゃんに叱られる! ▽かゆいってなに』より

ここまでお付き合いいただきありがとうございます m__m