はてなブログProへの道

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2代目社長のあるひらめきで10円のひと粒チョコが誕生! 成功のカギはミルクヌガー!?

今回は子どもから大人まで日本中から愛され続けるロングセラー。そうこちらの一粒チョコ。
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今ではコンビニのレジ横でも当たり前に見かけるこちらのチョコ。その誕生は1962年。半世紀以上にわたり多くの人に愛され続けてきたのですが、去年の年間売上個数は約6億個。

6億個!?すごいな~

そのヒットの裏には時代に合わせてピンチをチャンスに変えてきた数々のアイデアが。

一粒チョコが生まれたのは2代目社長の時代の1962年のこと。当時チョコレートは高級品で子どもたちにとってはめったに食べられない憧れのお菓子だったという。

そんな時代だったが2代目の社長が子どもに安くチョコレートを提供したいという思いから、まず最初に10円という価格設定をして開発に踏み切った。

しかしいきなり大ピンチに直面することに。当時はチョコがそんなに安く作れなかった。

ピンチその①チョコレート原価高すぎ問題!
1960年代といえば今とサイズの変わらない板チョコが1枚50円で売られていた時代。いざ試作品を作ってみると10円どころか原価だけで15円かかってしまうことが判明。これでは商品として成立しない。
やはり10円での販売は無理かとあきらめかけていたその時、2代目にあるひらめきが。

チョコの中に安く作れるミルクヌガーを入れて使うチョコの量を減らそう!

ミルクヌガー?

ヌガーとは砂糖と水あめを煮詰めたソフトキャンディのことで原価も安く当時親しまれていたお菓子のひとつ。f:id:funa-karui:20210130235102j:plain

もともとこの会社ではキャラメルを作っていてその技術を応用して設備投資を抑えつつヌガーの成功に成功した。こうして1962年初代一粒チョコが誕生。値段は2代目社長こだわりの10円。
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ん!?でもワシが知っとるのとはずいぶん形が違うぞ?

そうなんです。当時このチョコは3つ山の長方形だったんだよね。まあ厳密にいえば3粒チョコなんですけどね。

10円という安さにもかかわらず量も多いこのチョコは子どもたちのハートをがっつり掴み瞬く間に大ヒット!

確かにこれで10円は破格じゃあ~!

こうして順調に売り上げを伸ばしていったこの10円チョコですがわずか数年後には再びピンチを迎えることに・・・。

 

『有吉のお金発見 突撃!カネオくん「定番のレジ横菓子!ひと粒チョコのお金の秘密」』より

 

ここまでお付き合いいただきありがとうございますm__m