トウモロコシの粒の数はアレと同じなんですって! 知ってましたか?
トウモロコシのヒゲってなに?
それは・・・
めしべ
専門家
「トウモロコシのヒゲはめしべの一部です。そのヒゲの1本1本におしべから来た花粉が就くことで私達が食べるとおもろこしができるんです。」
トウモロコシの種をまくと1週間ほどで芽が出ます。
およそ2か月後には人間の背丈ほどに成長。
茎の先端には雄花が咲き、その下にヒゲのように伸びてくるのがトウモロコシのめしべです。
「この状態では受粉する前のトウモロコシ。むいてみるとこれがよく八宝菜として食べているお馴染みのヤングコーンと呼ばれるものになります。」
ヤングコーンという種類のトウモロコシがあるのではなく、受粉する前に早取りしたトウモロコシをヤングコーンと呼んで食べているのです。
この時点ではまだ1粒1粒が小さい状態ですが雄花が風などに揺られるとおしべから花粉が落ちます。
この花粉が髭のようなめしべにつくことで受粉。
「ヒゲの先端部分をよく見ていただくと多数の細かな毛が発生しています。」
「つまりは花粉を確実にキャッチするためにこのような構造になっているということが言えるかと思います。」
このヒゲが花粉をキャッチして受粉すると花粉から管が出て髭の中を伸びていきます。
そして粒のところまでたどり着くと受精。
受精した粒はその後一気に成長し甘くてみずみずしいトウモロコシになるのです。
ちなみにおいしいトウモロコシの見分け方ってあるんですか?
「おいしいかどうかまでは外見で判断しかねる部分はあるのですが、ヒゲの数と粒の数は同じですのでヒゲの数が多いということはぎっしりと1本のトウモロコシの中に粒が詰まっていると。」
ヒゲの数と粒の数って同じなんですか?
「ええ そうですよ。」
そうトウモロコシは1本のヒゲが1粒1粒に紐づいてつながっています。
ということでトウモロコシのヒゲは めしべ でした。
『チコちゃんに叱られた! ▽トウモロコシのヒゲ』より
ここまでお付き合いいただきありがとうございます m__m