映画『JAWS』 この映画に最初に付けられた邦題をご存知ですか? それは・・・!
平和なビーチに現れた人食いザメと人間たちとの死闘を描いたスティーブン・スピルバーグ監督のパニック映画の金字塔『ジョーズ』。ところでこのJAWSという英単語どんな意味か知っていますか。
その答えは、当時この映画に最初に付けられた邦題でわかるんです。
それは「あご」。
そう、JAWSとは あご のこと。たしかに映画には人々を恐怖に陥れる人食いザメの大きなあごが何度も登場します。
まさにこの映画を象徴する言葉だったのですが日本語に訳してしまうと・・・。その後、『死の海峡』という邦題に変更したのですが、今度は一気にB級感が・・・。
ということで結局原題と同じ『ジョーズ』になったのです。
でもジョーズという言葉は日本人には意味不明だったはず。今回タイトルを『ジョーズ』に変えた人物との接触に成功しました。
原題通りの『ジョーズ』に変えたのはなぜですか。
「インパクトだね。」
「そんなに難しいこと考えてないよ。ジョーズっていうタイトルが一番いいと思ったもん。他のタイトルではな・・・。」
意味は関係ないと?
「うんうん。だって意味が通じないやつなんていっぱいあるじゃないかよ。題名で意味が通じないやつなんていっぱいあるじゃない。」
「インパクトだね。」
意味なんて分からなてもいい大切なのはインパクトだ、という潔い理由で『ジョーズ』になったのです。
あまりにインパクトが強すぎて日本ではジョーズはサメだと誤った認識が定着するように。
『日本人のおなまえ【映画タイトル!大ヒットの法則】】より
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