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信号機のない横断歩道での車の停止率 2018年最下位の県が次の年は29位へ! そして2019年の最下位は・・・!!

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停止率全国平均17.1%

道路交通法では信号機のない横断歩道で渡ろうとしている人がいるときは車は一時停止することが義務づけられています。JAF日本自動車連盟が信号機のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしているとき、どれくらいの車が止まるのかを調査しました。

2019年の全国平均はなんと17.1%。およそ6台に1台しか止まらなかったことになります。最下位は3.4%の三重県でした。

横断歩道での歩行者優先はマナーではなく法律で定められたルールです。

 

三重県の取り組み

全国で様々な取り組みが始まっています。三重県では最下位脱出を目指し取り締まりやドライバーを育てる自動車学校での教育にも力を入れています。

自動車学校の人
「止まるのが当たり前なんです。(止まらないのは)異常なことなんです。」

教習生
「歩行者を先に通すことは思いやりじゃなくて、そうしなければいけないルールというのが一番響きました。」

自動車学校の人
「安全運転、特に歩行者に対して十分注意ができる優しい運転手になっていただきたいと思っています。」

横断歩道が見えない。そんな課題も明らかになってきました。白線が薄くなってドライバーから横断歩道が認識しづらくなっているのです。

三重県警が調べたところ塗りなおす基準となる8年を超えた横断歩道が4割にのぼりました。歩行者優先の意識も消し去りかねない見えない横断歩道。警察は今年度は1200か所以上を塗りなおす予定です。

 

栃木県の取り組み

栃木県は動画(横断歩道で車が止まらないため近寄れない2人の姿を通して歩行者優先を訴えた動画)を製作するなどの取り組みを行い停止率が2018年の最下位から2019年は29位に改善しました。

2018年(47位)0.9% →2019年(29位)13.2%

そこで第2弾では横断歩道を渡ろうとした女性を無視した車の運転手が彼氏だったという衝撃の設定でさらなる改善を狙います。

 

こちらで2019年の停止率のデータや栃木県の動画が見られます。www3.nhk.or.jp

 

『未来スイッチ 「横断歩道が危ない!一時停止大作戦」』より

ここまでお付き合いいただきありがとうございます m__m