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空がドンヨリだと憂鬱になるのはなぜか? 「働かねば!」でも体はリラックスもモード

梅雨ですね。

この時期はどうしても雨の日やくもり空の日が多くなってしまいます。

そんな時、あなたの気分はどうですか。

憂鬱な気分になったりしませんか。

 

今回は天気がすぐれない日の気分についての話題です。

 

ちなみに私自身は雨の日ってそんなに嫌いではありません。

雨音を聞きながらボーっとしたり雨が降っている景色を眺めたりするのって割と好きです。

 

 

 

 

しかし、仕事中を除く 笑

仕事中の雨って最悪です。

 

 

 

 

ずぶ濡れになるし
仕事に支障をきたすし
電車は遅れたりするし
そもそも駅に行くまでに濡れるし
服かわかないし、、、、

 

 

 

 

取り乱しました。失礼しました。

 

 

 

 

ここからが本題です。

 

 

空がドンヨリだと憂鬱になるのはなぜ?

それは・・・

現代人が働き者だから。

進化心理学の専門家
「くもり空だったり雨だったり、天気の悪い日に憂鬱な気分になってしまうその理由を探るには、今からおよそ30万年前までさかのぼる必要があるんです。」

今からおよそ30万年前、アフリカで誕生した我々人類の祖先ホモ・サピエンス。狩りで獲物を捕まえたり木の実を拾ったりと食料を命がけで調達し生き延びていました。そうして氷河期を乗り越え少しずつ人口を増やしていったのです。

しかし氷河期のピークを迎えたおよそ7万年前。食料が減ってしまったため一部の人々はアジアやヨーロッパなど世界中へと散らばり、それまでとは違う環境で生き残らなければならなくなりました

「ここで重要となってくるのが、どんな遺伝情報を持っている人が生き残れるかなんです。」

「その頃の人間が持つ遺伝情報について天気と関係する特徴を考えて大きく3つのタイプに分けて考えてみたいと思います。」

先生の言う3タイプとは

  • 晴れていると活発に行動しくもりや雨だと活動せずおやすみモードになる遺伝情報を持ったAタイプ。
  • 晴れても天気が悪くても活動的なBタイプ。
  • 晴れの日よりもくもりや雨の日の方が活動的なCタイプ。

 

どのタイプが一番生き残れるのか。

 

まず、晴れの日に狩りに行くAとBのタイプ。
晴れの日は獲物が見つかりやすく、たくさんの食料を確保でき生き残れるので子孫を多く残すことができます。

晴れの日に狩りに行かないCタイプはというと、効率よく食べ物を確保できず飢え死にしてしまう意可能性が。

そして天気の悪い日も狩りに出かけるBタイプは、飢え死には免れたとしても雨の日は体が冷えて病気になったり視界が足元が悪いため事故死のリスクが高まったりしてAタイプほど子孫を多く残すことができません。

「食べ物をより多くとる。一方危険も回避する。そのような遺伝情報を持っているAタイプの人がより多く生存競争を勝ち抜けるということになるわけです。」

何万年物時を経て、その割合が増え現代人はその遺伝情報を受け継ぐ人が多いと先生は言います。

 

天気が悪い日は休むことで生き残ったAタイプ。つまり現代人の多くは体の中でどのような仕組みが働いているのでしょうか。

 

「おそらく自律神経が関係していると思います。」

 

そこで自律神経のスペシャリストに伺ってみました。

自律神経というのはほとんどの臓器、それから血流、これをコントロールします。で、自律神経の中には交感神経というのと副交感神経というのがあるんですね。」

 

交感神経 → 活動的
副交感神経 → リラックス

 

「晴れているときははやっぱり暖かい。明るい。交感神経が活発になって心拍数を上げて活動力を上げると。今、動く時だというような状況になるんですね。」

「雨の日とか天気が悪いときというのは気圧が下がってくると呼吸が浅くなって、そうすると副交感神経というリラックスする神経が上がってきて心拍数を下げてですね活動力を落とすと。」

このように現代人の多くは自律神経の働きで晴れた日は活動的で雨の日はリラックスしているのです。

 

 

あれっ?
雨の日はリラックス?

 

 

憂鬱とリラックスは違いますよね。

 

 

実は私たちが憂鬱になってしまうきっかけになったのが

進化心理学の専門家
18世紀後半の産業革命です。」

産業革命以前の労働が農業や漁業が中心だったので晴れの日に働いて雨の日は休むというのが一般的でした。しかし、産業革命によって
現代人は天気に関係なく1年中働く働き者になってしまったんです。」

空がドンヨリしていると遺伝情報に基づいて体はリラックスモードなのに働かねばと思うので憂鬱な気分になってしまうんですね。

現代人は相当無理をしているのかもしれません。

 

ということで空がドンヨリだと憂鬱になるのは 現代人が働き者だから でした。

 

雨やくもりの日が好きな人もいるそうなんですが専門家の先生によりますと雨が降っても食べ物がとれる地域に長く生活していた人たちの子孫は、雨の日は休めという遺伝情報がなくなっていったため雨やくもりの日でも憂鬱になることが少ないそうなんです。

また、雨の日にいい思いをしたなどの体験を重ねていくと雨の日の方が好きになる場合もあるそうです。

 

チコちゃんに叱られる!▽ドンヨリ空と憂うつ』より

 

ここまでお付き合いいただきありがとうございます m__m