ケチャップでサビ落とし!? 年間4兆円3000億円!? 暴露試験場!? 今回のテーマはサビ!
サビを落とすのに台どころにあるものを使います。一体なんだと思いますか?それは・・・
鉄はなぜサビるのか?サビとはそもそも鉄が酸素と結びついた状態。
鉄と酸素が結びつくのに水も必要。
水がお手伝いして鉄と酸素がくっついたものそれがサビ。
鉄と酸素は高温にすることで水が無くても結びつきサビを作る。これが黒サビ。
安くて強くて加工もしやすい鉄は金属製品のおよそ90%を占めるとも。
手についた水分や空気中の水分からもサビができる可能性がある。カッターとかのサビなど。
千葉県の銚子市には様々なものを屋外に置いて耐久性などを観察する施設がある。その名も暴露試験場。
国や企業はサビ対策に莫大な時間とお金をかけている。
巨大なタンカーでは強い水流でサビを削り落とし塗装をし直す。東京タワーでは5年に一度塗料を塗りなおすことでサビを防いでいる。
こうしたサビ対策にかかる費用は年間およそ4兆3000億円にのぼる。
ケチャップを使うと包丁についたサビを落とすことができる。
何でケチャップなのか。理由は酸が含まれているから。
サビ落としにはお酢やレモン汁も使える。
ケチャップには酢酸とクエン酸、お酢には酢酸、レモン汁にはクエン酸といった酸が含まれている。
ケチャップでサビ落とし。
- 用意するのはケチャップ・ブラシ・ラップ・歯磨き粉。
- まず鉄のサビた部分にケチャップを塗る。
- 次に乾かないようにラップをし30分放置。ケチャップに含まれる酸がサビを浮かせてくれる。
- あとはブラシで磨くだけ。この時歯磨き粉も使うと中にに含まれる研磨剤がサビをよく落としてくれる。
お酢やレモン汁を使う場合も同じ要領で大丈夫。
酸はサビだけでなく鉄も溶かしてしまうので最後にしっかりと酸を水で洗い流すこと。
どうしても落ちない頑固なサビは市販のサビ落とし剤やや研磨剤も試してね。
サビは見つけたらすぐにとるのが肝心。
でも、そもそもサビをつけないことが大事。鉄製品を洗った後はしっかり水気をふき取ること。
錆を防ぐテクニック。
- 鉄製品を洗う時はお湯を使うのがおすすめ。水は温度が高いと蒸発しやすいため水分が残りにくい。もちろんお湯で洗った場合もしっかりと水分をふき取ること。
- 更にフライパンなどは洗った後、から焼きをするとより効果的。水をしっかりと飛ばすことができる。
- 長い間使わないときは新聞紙などに包んで保管すると良い。新聞紙が湿気を吸うため鉄に水が付きにくくなる。
『ガッテン!「気持ちいいほどよく落ちる!サビの真実大公開SP」』より
ここまでお付き合いいただきありがとうございます m__m