みんな大好き!ポテトチップスのヒミツ! あのパンパンの袋にはそんな理由が!!!
みんな大好きお菓子のお金の秘密を徹底調査。
国内だけでも数万種類のお菓子が存在しますがその市場規模はなんと約3兆3909億円(2018年)
実はこれ日本人の主食であるお米の市場規模約2兆4848億円をはるかに上回っているんです。(2018年)
そんなお菓子の世界で圧倒的な人気を誇るのがポテトチップス。
その年間売り上げは1100億円(2017年)。国内には200種類以上あるポテトチップス。中でも定番の人気を誇るのが「うすしお」。
みんな大好きじゃからの~
でも一口に「うすしお」といっても奥が深いらしく、各社そこには各社のこだわりが!
ポテトチップスの国内シェア70%を超える大手メーカーに話を聞くことに。
「うすしお」にもかんかこだわりがあるんじゃって?
うすしお味は日々研究を重ねてこれまでに14回味を変えているんだよ。
実はこちらのメーカーでは細かなマイナーチェンジはもちろんですが特にこだわって変えてきたのが塩。
この動きが始まったのは1997年のこと。
実はそれまで日本の食塩は専売制度によって製造・販売が管理されており自由に塩をつくることができなかったのですが、1997年、この専売制が廃止に。
自由に塩の製造・販売ができるようになり愛媛県「伯方の塩」などに代表される独自の製法や産地を押し出したご当地塩ブームが起きたのです。
このブームを受けこちらの会社でも採用する塩を時代に合わせて度々チェンジ。
さらに、2019年にもリニューアル。
健康志向の高まりに合わせ食塩使用量を5%削減。結果1袋当たりの塩分量は0.5gに。
実はこれおにぎりやざるそばよりもずっと少ないんです。
そしてほかの味にも様々な工夫が。
例えば定番のコンソメ味。飽きが来ない味付けにするために隠し味としてあるものが入ってるんだけどわかる?
実は梅肉が入ってるんだよ。梅の酸味でスッキリとした後味になるんだよ。
袋にも工夫が!
ポテトチップスの袋って膨らんでるでしょ。これは袋詰めの際に窒素を入れているからなんだ。揚げ物であるポテトチップスは酸素と触れることで食感や風味が損なわれていくもの。そこで袋の中に窒素を入れてその分酸素を減らすことでポテトチップスの鮮度を保っているんです。
なるほど。パンパンの袋にはそんな理由があったんか!
さらに、窒素を入れているのにはほかにも大事な理由があるんだよ。
ポテトチップスのパンパンの袋には品質の劣化を防ぐこと以外にもう1つ重要な役割があります。それはいったい何でしょう?
ん?なんじゃ?
正解は、窒素で袋を膨らませることによって運搬時の衝撃を減らしてポテトチップスが壊れるのを防いでいるんだ。
なるほど~!パンパンにすることでのクッション効果か!
最後に、ポテトチップスをはじめとするお菓子に国内で収穫されるジャガイモ全体の6分の1以上が使われているってご存知でした?
えぇ~!そんなに!?
『有吉のお金発見 突撃!カネオくん 「みんな大好き!ポテトチップスのお金の秘密』
ここまでお付き合いいただきありがとうございますm__m