サ行は爽快感!? ナ行は粘着性!? マ行は・・・! 音のイメージって面白い!!
更に先生によると濁点に限らず音は様々なイメージを持っていると言います。
専門家
「ここに2つの図形があります。これらの図形に『タケテ』と『モルナ』という名前を付けるとしたらどちらの図形にどちらの名前を付けるでしょう。」
みなさんも一緒に考えてみてください。
「左が『タケテ』で右が『モルナ』?」
「はいそうですね。おそらくほとんどの人が同じように答えると思います。」
「実は濁点を付けられる音と言うのは角ばっていたり近寄りがたいというようなイメージを持っていて、濁点を付けられない音は丸っこいであるとか親しみやすいというようなイメージを持っていることが研究によってわかっています。」
このことから多くの人が『タケテ』はとがったイメージ、『モルナ』は丸みを帯びたイメージを連想するのです。
更にサ行は『サッと風が吹く』『スーとする』のように速さや爽快感を表し、マ行は『もふもふ』『むちむち』のように柔らかさや弾力性。ナ行は『ねばねば』『ぬるぬる』のように粘着性をイメージさせるなどそれぞれの音にもイメージがあると言います。
『チコちゃんに叱られる! 新春拡大版スペシャル』より
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