はてなブログProへの道

ゆくゆくはProへ昇格したいと思っておりますが、いつになることやら、、、

「駅から徒歩〇分」実際に歩いてみると、あれっ? そんな疑問を解消します。

引っ越しをしたことがある方なら必ずと言っていいほど見たことがあるであろう
「駅から徒歩〇分」
という表示。
でも実際に部屋を借りて歩いてみると・・・
あれっ?
って思ったことはありませんか。

本日はこの「駅から徒歩〇分」についての話題です。

専門家
「不動産広告に徒歩10分って書いてあるのに実際は13分かかった、または8分で行けたなどということがあるかもしれません。実はこれは不動産屋さんが嘘をついているわけではありません。不動産の徒歩所要時間は道路距離80mにつき約1分間と決められているんです。」

1963年にできた宅地建物取引の表示に関する公正競争規約を見てみると確かに徒歩による所要時間は80mにつき約1分間と書かれています。

ちなみに1分間で80m歩くことをマスターしたスタッフが渋谷のスクランブル交差点を歩くと通行人とほぼ同じくらいの速さであることがわかりました。

専門家
「1990年に人の歩く速度について書かれた論文があるんですが、10歳から60歳の男女の平均速度は分速77.3mでした。徒歩1分80mというのはいい基準ではないでしょうか。」

ではなぜ自宅までの徒歩時間を長く感じる人がいるのでしょうか。

専門家
「実は他のルールも関係してるんですよ。」

徒歩〇分のスタート位置は改札ではなく駅の出入り口になります。改札から出入り口まで長い距離があってもこの時間は徒歩〇分には含まれません。

距離の出し方は駅と家を結ぶ直線距離ではなく最も短い道のりで出す決まりになっています。

途中に踏切や信号があってその時間がかかったとしてもそれは考慮されません。坂道で時間がかかったとしても同様です。坂道や長い階段であっても普通の道と同じ扱いになります。

徒歩1分80mのルールはあくまで地図上での距離になります。

到着先の物件は出入り口ではなく一番近い敷地の場所が基準になります。
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これは敷地内の自分の部屋までもいろいろですので統一的に定められる場所として敷地の一番近い所となっています。

 

チコちゃんに叱られる!▽駅から徒歩〇分』より

ここまでお付き合いいただきありがとうございますm__m