みなさんは『割り箸』誕生の経緯をご存知ですか?それは・・・!!
みなさんは割り箸を上手く割ることができますか?
私個人的には5割ぐらい失敗しているような気がします 笑。
本日は正しい箸の割り方・・・
ではなく割り箸の誕生についての話題です。
どういう経緯で誕生したのか。
それは・・・
そば屋さんが回転率をあげたかったから
専門家
「日本で箸が使われるようになったのは7世紀の飛鳥時代だと言われています。しかし、当時の箸は神様にお供え物をしたり外国からの客人をもてなすときに使うのもで庶民が使うことはありませんでした。」
そして8世紀以降箸を使った食事は庶民にも定着。当時は木を削った2本の箸が一般的でした。
ではなぜ、くっついている割り箸が誕生したのでしょうか。
「割りばしが誕生したのはおよそ300年前の江戸時代中期だと言われているのですが、それにはあるお店が大きく関係していると言われています。」
「当時の江戸の職人たちはこまめに間食をして力仕事をこなしていました。こうした職人たちのおなかを満たしていたのがそばや寿司、てんぷらなどの屋台だったのです。」
「当時のそばは庶民の食べ物でしたので値段も安かったんですね。ですから回転率を上げないと儲からなかったんです。」
当時屋台で使われていた箸は洗って使いまわすのが当たり前でした。
そして分かれている箸にはもう1つ大きな問題が。
「2本バラバラの箸だと転がりやすく、しかも洗ったものなのか見た目ではわからないということが江戸のあちらこちらのお店で問題になっていたんだと思われます。」
「そこで誕生したのが平らでくっついた割りばしなんです。」
これなら転がらないし割れてないから新品だってわかりますね。
「当時の割りばしは使わなくなった酒だるを利用して作られていたので無駄がなくエコで、そして何よりおもてなしの文化を大切にする日本人に好まれて全国的に広まっていったんだと思います。」
「当時くっついていた割りばしのことを”引き裂き箸“と呼んでいたんですが、引き裂くという言葉が縁の切れ目を連想させることから明治維新後に”割り箸“という名で定着したんです。」
ということで割り箸が最初から割れていないのは そば屋さんが回転率を上げたかったから でした。
※割り箸が最初から割れていない理由には諸説あるそうです。
ここまでお付き合いいただきありがとうございます m__m