卵の色の違いを気にしたことはありますか？ 白と茶色、どっちを選ぶ？

スーパーなどでよく見かける卵。
色は何色と問われると白か茶色と答えるでしょうね。
私もそれ以外の食用卵を見た記憶はないです。

もし赤い卵や虹色の卵が売ってあったらインパクト大でしょうね。
買って食べるかどうかは別として 笑。

今回はそのたまごの色に関する話題です。

ここからが本題。

白い卵と茶色い卵は何が違うのか？
それは・・・

卵を産む鶏の種類の違い。

専門家
「卵の色の違いはですね、卵を産む鶏の種類による違いなんですよ。」
「茶色いの方が栄養があると思っている方が結構いらっしゃるんですけれども、あくまでも鶏の種類の違いであって中身の栄養とは全く無関係なんです。」

一般的に羽根が白い鶏は白い卵。羽根が茶色い鶏は茶色い卵を産む傾向がありますが、例外もあります。
例えば白色プリマスロックという鶏は白い羽ですが茶色い卵を産みます。またアローカナという白い鶏が生むのは青い卵。
このように鶏の種類によって卵の殻の色は決まっているのです。

「茶色い卵の殻にはですね、プロトポルフィリンという赤血球のヘモグロビンに由来する色素が含まれているんです。この色素の量の違いで卵の殻の色が違ってくるんです。」

そもそも私たちはなぜ卵の色の違いを気にするのでしょうか。
実はアメリカなど海外では卵は紙の箱に入れて売っていることも多いのですが、日本はほとんどが透明なパックです。

「日本は海外と違って生食文化がありますので、実際に卵が割れてないかどうかしっかり吟味して選ぶ傾向があると思うんですね。」
「だから今流通している透明パック自体はもともと日本で生まれた物なんですよ。」

ということで白い卵と茶色い卵の違いは 卵を産む鶏の種類の違い でした。

『チコちゃんに叱られる！ ▽卵の色の秘密』より

ここまでお付き合いいただきありがとうございます m__m